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いじめ集団をどう改善していくのか

人間のこころというのは、単純なようで、実は非常に複雑怪奇にできています。

特に、人間は「集団」に対する心理には非常に敏感であり、「いじめ」が起こってしまう原因のひとつが、「集団」に対する心理が挙げられます。
これはつまり、周りがみな誰かをいじめているから、自分も・・・という、あまりにも理不尽な理由で、あまりにも理不尽な「いじめ」に加わってしまうことになるのです。

人間が高等動物であるというようなことを「人間自身」が豪語していますが、しかしこの傾向だけはどうにも不可解です。

誰がどう考えても、肯定の余地が皆無であるはずの「いじめ」に、ロクに考えることもなく、安易に参加してしまうのが人間なのです。
しかし逆転の発想も考えられます。

いじめが集団に対する心理に影響されるのであれば、これを逆手にとって、「集団に対する心理を利用していじめをなくす」という考え方も重要であるはずです。
そのためには、「いじめを許さない」という「正義を主張する勇気」を、いかに子供たちに植え付けるかということが、親や教師、あるいは私たち大人全般にとっての大きなテーマであるということだけは、どうやら間違いないでしょう。
いじめをなくすには、理屈云々ではなく、人間の本質的な特徴を大いに利用すべきであると考えます。